うつ病を治療したいなら|基礎知識を知っておこう

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気長に付き合っていく

うつ病は発症すると完治までに時間がかかると言われています。しかし有効な治療をすることで完治までにかかる時間を短縮することはいくらでも可能です。まず精神的な病気を疑った場合はインターネットの簡易チェックなどで自己判断をせずに心療内科や精神科を受診しましょう。そこで本当にうつ病なのかどうかをきちんと診断してもらうことから治療は始まります。うつ病と診断されたらまずは症状に合った薬を出されます。それを毎日きっちり服用するようにしましょう。うつ病の初期は薬を飲んだら一気に気分がよくなるということも少なくはありません。しかし薬が残っているのに勝手に辞めてしまったりと言う行為は大変危険で、病気を長引かせることに繋がったりもするので絶対に避けましょう。うつ病の薬に対する偏見を抱いている人も中にはおり、調べると怖い話を目にすることもあります。その場合は医師に事実を伝え、相談した上で治療法を変えるなりそのまま継続するなりして病気と付き合っていくことが大切です。つまり全て自己判断しないということになります。どの病気にも言えることですが早期発見、早期治療で完治までの期間が短くなります。少しでもおかしいなと感じた場合は時間を作って病院を受診してみるのが一番です。すぐに診断がつかず、様子見という場合も珍しくありません。その時も結果を急がずに医師の判断を待ちましょう。もし通院が長引く場合は医療費の減額などの制度もあります。主治医に相談して、役所に書類を提出してみるのも病気と上手に付き合っていくコツです。最初に述べたようにうつ病は投薬治療が主になります。最初はたくさんの薬を処方されるかもしれません。しかし症状が軽くなる、または完治したものから薬は減らされていくので安心して治療を受けましょう。それでも不安な場合は主治医に薬についての説明を求め、納得した上で治療を継続するようにしましょう。本人の症状が重い時には周りの協力が必要不可欠です。べったり見張っている必要はないですがうつ病患者本人のできること、できないことを把握しておくといいでしょう。考えがまとまらず、人を疑いやすくなるのもうつ病の症状の一つにあるのでその状態になっているかどうかを見極めることも大切です。しかし治療の最終目標はうつ病の完治、そして社会復帰になる人が多いでしょう。その時に困らないためにも今現在抱えている症状の緩和や完治に向けての治療は勿論、治った時のことも考えておくとスムーズです。うつ病真っ最中の時に考え事はお勧めできませんのでそれもきちんと時期を見極め、できれば家族など親しい人たちだけではなく主治医を交えての相談という形にするのが好ましいと言えます。あまりに酷い場合は入院治療などの手もあります。その時の症状に応じて正しく対応して行けば治る病気と呼べる部類に入ります。まずは処方薬を正しく服用して、規則正しい生活を繰る必要があります。症状の中に不眠もあり、昼夜逆転生活になってしまう人も多いですが極力決まった時間での生活を心がけましょう。それは未来に向けての予行練習にもなります。